2005年2月6日
ゴルフ場の芝生の完全無農薬管理に必須
HB-101 は平成9年7月現在、北海道から沖縄までの300ヶ所以上のゴルフ場で使用されております。
以下のレポートは、HB-101 完全無農薬ゴルフ場として、多くのファンをつかんだゴルフ場からの喜びの声です。
東北グリーン(株) は、日本全国で50ヶ所以上のゴルフ場の設計・施工・管理を実績を有しております。
又、岩手県水沢市に、直営の水沢グリーンゴルフクラブを経営しています。
当社のゴルフ場管理の基本は、
(1) 自社特製長期(10年~12年)低温発酵の (土壌化している) 完熟堆肥の使用による土壌改良。
(2) HB-101 使用による芝生の完全無農薬管理。
の2つです。
それでは、水沢グリーンゴルフクラブでの具体的な管理方法をご紹介します。
水沢グリーンゴルフクラブは昭和62年に無農薬試験場として発足し、その後ゴルフ場としてオープンしました。
その施工にあたってはグリーン・ティーを中心にゴルフ場全体に特製の完熟堆肥を充分に投入しました。
芝生の生育に適した土壌
(1) 芝生に必要な養分。(窒素・リン・カルシュウム・鉄・マンガン・ケイ素等の16元素)
(2) 水分。
(3) 養分。
を常に充分に芝生に提供できる土壌です。
完熟堆肥には、必要な養分が豊富に含まれており、特に追肥で補給しにくい鉄・マンガン・ケイ素等の微量要素が充分に含まれています。
完熟堆肥を充分に施肥することによって保肥性、保水性、通気性に優れた土壌を作ることが出来るのです。
一方、芝生の管理に付いては、一貫して無農薬による管理を行ってきました。
試験当初は、設備が充分に整備されていなかった事もあり、病気の発生率は昭和62年度18%、63年度15%、平成元年度8%という状態でした。
病気発生率は、徐々に低下していましたが、未だに充分な成果を得ることが出来ませんでした。
そこで平成2年にアクア生成水造水器 (pH 2.6~12) を設置すると共に HB-101 の試験使用を開始しました。
平成2年、3年、4年と HB-101 の試験使用を続けた結果、成果良好、これなら行けるとの確信を得たので、平成5年より HB-101 の本格使用に踏み切りました。
HB-101 の具体的な使用方法は、冬場の積雪期間を除き4月から12月までの間、 1カ月に3回の割合で、HB-101 の千倍液(尚、倍率が同じ千倍液でも散水量を多く使用すると、病害の発生が無くなっています。)を散布し、特に病害虫の発生しやすい入梅時期、および梅雨明け前後には、散布の回数を増やしました。