2005年3月14日
HB-101でキュウリ、ナスが鈴生りに。
私の家は代々農家で、私自身は軍隊にいた2年間を除けば、ずっと農業に従事してきました。
終戦後の食糧の逼迫していた頃から約20年間、地域の実地農業における稲、麦、大豆などの栽培技術指導をして来ました。
東北地方の人達も連れ立って私のところの稲の見学に来られたこともありました。
昭和35年まで、リンゴと稲(こしひかり)を作っていましたが、同年9月にリンゴがヒョウ害に会って生育が弱くなり、根が腐ってしまったので、それ以後リンゴの栽培をやめ、稲作が主体となりました。
昔は水田が六反五畝でしたが、転作にて五反、あとは畑で一町歩。
その70%は堆肥用のライ麦を秋に刈り取り後、ソルゴーを蒔き、残り30%は野菜を作っています。
畑の野菜はキュウリ、ナス、大豆、スイカ、トマト、ネギ、インゲン、白菜、ブロッコリー、レタス、大根、野沢菜、メロン、モロヘイヤ、ゴマ、イグサ、トウモロコシなどを栽培しています。
肥料は、自家製の堆肥と大豆、油かす、骨粉を使用しています。
農業は土壌づくりが基本であり、土壌の微生物の活動の活力化が決め手になると考えており、山の腐葉土から土壌菌を採取、培養をしていました。
昭和45年頃から植物のエキス(ヨモギ、セリ、クローバー、麦、竹ノ子、桑の実、アケビ、ブドウ、ニンニク、ショウガ等)を自分で抽出して、その水溶液を葉面散布や土壌灌水に使ったり、堆肥の発酵にも使用し始めました。
HB-101は平成7年9月からずっと使っています。
ライ麦、ソルゴーをカッターで断裁し、HB-101をかけて発酵させますと満点極上の堆肥が出来ます。
さらに、こうじ菌、納豆菌、乳酸菌などで発酵させると完璧な堆肥が出来ます。
HB-101を使うと発酵菌の活動が旺盛になるからです。
私はHB-101を土壌づくり、種処理、育苗、葉面散布などに有効に使うコツを会得し、自信が出来ました。
土に元肥えを入れる場合は、溝を掘って中にHB-101を使った堆肥を入れ、その上に畝をつくり、更に土の表面に堆肥を蒔き、その上にマルチやしきわらをします。
この様なやり方で、全く今まで経験したことのない豊作となり、キュウリ、ナスが目一杯、髏カりに生りまくります。
キュウリの出荷も1~2日おきだったのが、収穫が増えたので1日に2回出荷しています。
キュウリは近くの長印市場へ出荷しており、地元のスーパーやレストランのチェーン店などが私の作物を指定して下さいます。
周辺地域の大勢の方の好評を得て、8キロ位離れた所からも奥さん方が取りに来られます。
我田引水かもしれませんが、味は天下一品、香りも断トツと自負しております。
HB-101が虫よけの役割を果たし、今年は殺虫剤を牛乳に入れ、HB-101を加えて五百倍の水溶液にしたものを1回だけかけただけで、害虫には全くおかされませんでした。