2006年3月2日
HB-101で食味抜群のお米をつくる
平成5年頃から、父がHB-101を使用していた関係で平成8年から本格的にHB-101を使用しています。
十町歩の米作りに一途に頑張っております。
HB-101の使用量は年間で計算すると、30リットルを超えています。
農繁期にはアルバイトを頼んだりしていますが、通常は一人でやっています。
ただしHB-101散布の時は耕作面積が広いこともあり、母や女房に手伝ってもらっています。
使用方法としては、すべて千倍に薄めて使用しています。
種もみを漬ける段階から苗、本田へ移植し、収穫まで一貫してHB-101を使っています。
まず、塩水で種子消毒し、催芽機で定温(22度くらい)にして芽出しをする、その3日間程の間、HB-101に漬けます。
次に苗箱で2回ほどHB-101を使用し、さらに本田で4回くらいHB-101を散布します。
本田では丸2日間くらいHB-101散布作業のためにかかることもあります。
HB-101で根が強く張って箱が割れることのないように抜けやすい苗箱を使っています。
土壌に対しては、出来る限りの減農薬を心がけており(除草の1回使用のみ)、とりわけ無科学肥料を励行しており、元肥100%の肥料を使い、元肥には自家飼育している牛から出る牛糞、それに自家精米機から出る米ぬかを一緒にして使っています。
可能な限りの循環式農業を心がけています。HB-101の効果は何といっても食味が素晴らしいお米を皆さんに提供できるということです。
初霜という銘柄は背が高い品種で倒伏しやすいのですが、HB-101のおかげで倒伏せず、非常においしいお米が出来ます。
出入りの米屋さんにある食味計で計ってもらったところ87点という数字がでました。
断トツの1番ということだそうです。
HB-101の本田での散布時期については他の周辺農家が殺虫剤を使う前から散布するということがポイントであると考えています。
防除対策の上で、このことは大事な事だと思っています。
出荷先は、外食産業系と、個人との100%契約栽培です。
米の値段のこともあり、
9対1くらいの比率で有機と一般(化学肥料使用)を分けています。
お客さまにHB-101米の食味がわかってもらえれば、どんどん有機1本にしていきます。