2006年6月12日
HB-101による海藻育成共同研究
植物の仲間である海藻は、陸上の植物と生育環境が異なり、根は岩礁にくっつき、太陽のエネルギーで光合成し、栄養は葉の部分から海中の無機塩類を吸収して生育します。
沿岸に群生している海藻は人や魚介類の食料となりますが、特に魚にとっては産卵場所、小魚や幼魚の隠れ場所となるなど、とても大事な場所といえます。
しかしながら最近では沿岸環境の荒廃や悪化によって磯やけ、つまり磯に海藻が生えない現象が拡大されています。
この磯やけ、つまり磯やけ現象を改善するためにHB-101の能力を確認する目的で近畿大学農学部水産学科水環境研究室と㈱フローラバイオ研究所の共同研究を平成16年夏から開始し、わずか3ヶ月あまりで海藻が見事に生育しました。
写真はレンガにHB-101含有のコンクリートを塗り、藻場として海水中に設置し、海水を流動させて実験したものですが、コンクリートのみの藻場と比べると海藻の生育状態が抜群に良いことが確認できました。
これは、コンクリートに含まれたHB-101が適度に海水に流出し、海藻の葉の部分から取り込まれた結果です。
今後、1年間実験を行いますが、「HB-101藻礁」のめどがたちそうです。
HB-101が沿岸環境の改善と安全な藻礁作りに役立つことが確認できました。
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投稿者
大阪府東大阪市 K.Sさん
投稿日
商品名
野菜作りや園芸に。プロご用達「HB-101」
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