2005年3月30日
HB-101で完全無農薬茶をつくる。
私はお茶づくり専業農家で、現在五町の面積の茶園を経営しています。
昭和24年10月23日生まれで、茶業は祖父より数えて3代目になり、大学の農学部へ行っている息子がこの仕事を継げば、彼が4代目になります。
年間十数回も散布する農薬や、土壌を悪くする化学肥料を多用する茶園管理に次のような疑問を感じていました。
(1)お茶を飲んでいただく方の体に悪い。
(2)農薬を散布する自分自身の体に悪い。
(3)農薬を使うことによる自然破壊。
以上の理由で、無農薬栽培が出来ないか色々研究を始めました。
木酢液、海藻エキス、他の葉面散布剤等々を試しはじめました。
肥料も米ぬか、油かす、かつおがす、皮粉、ヤシガラ、タマゴのから、カキがらを自分の所で発酵させた菌でつくったボカシ肥料を年間6回ぐらい投入する方法へ切り替えていきました。
そんな中で、めぐりあったのがHB-101でした。
HB-101をお茶に使っている人の話では、
(1)水色が良い。褐変しない。
(2)甘味、旨み、色艶、香り、味が良く、収穫が増える。
(3)ビタミンCが2倍以上に増える。
(4)芽のび、樹勢が素晴らしい。
(5)茶園の虫のバランスが良くなる。
(6)モチ病、タンソ病、立ち枯れ病、霜害に強い。
(7)安全無害で匂いも良く、体にも良く、散布する時、手袋、マスク、
合羽の着用をしなくて良い。
と云う事で4年前よりHB-101を本格的に全茶園に使いはじめました。
HB-101のおかげで、普通秋落ちと云って、秋になると色も味も落ちるのですが、
いつまでも味と色が保たれ、カルシュウム、ビタミンCが大幅にアップしています。
10月から1月までは月1回、一反あたりHB-101を100ccの水で、十万倍~千倍に薄めて、土壌灌水、葉面散布】を参考に、繁忙期に散布の手間が取れない時は、少しずらしても年間20回はHB-101を散布して、味と色の良い、栄養価の高い、HB-101完全無農薬茶を今後も末長く作ってゆきたいと思います。