2010年4月2日
HB-101でできたイチゴは、色艶、形、香りが良く、甘味と酸味のバランスが良くなります。
私は米、麦、果菜類にHB-101を使っています。最近は食用ヘチマにも挑戦中です。イチゴは「あすかルビー」をハウス四棟で栽培しています。HB-101の使用ポイントは、米でもイチゴでも野菜でも苗の時にHB-101を散布すると、根張りが良く、しっかりとした固い苗が出来、活着が良く、後の作業管理が楽になります。イチゴは3月頃に苗を植え付けします。HB-101の使用方法は、灌水設備を設置しているので、週に1回の割合で定期的に液肥に混ぜて灌水しています。7月下旬から8月上旬にポット苗が出来上がります。8月25日を過ぎたら花芽の分化を促進するため、夜冷育苗を実施します。毎週のHB-101の灌水の他に、収穫前までは月に2~3回、HB-101を葉面散布します。HB-101の葉面散布は、ハウス4棟でHB-101の200ccを、200リットルの水で薄めた千倍液をたっぷり散布しています。
イチゴの大敵であるウドンコ病、炭そ病の予防に、HB-101は農薬と混ぜて使用出来るので助かっています。農産物の安全、安心という意味でも農薬を抑えることを心がけています。イチゴは温度管理も大変重要なので、日中は25度程度を維持し、イチゴが完熟するまで、日数を長くすることによって糖度が上がります。HB-101を使用したイチゴは、色艶、形、香りが良く、甘味と酸味のバランンスがとても良いです。収穫は11月~5月上旬までです。